大人にきびの治療ならピル治療が効果的でオススメな理由とは?!

大人にきびの治療には、実はピルで体の内側から改善していく事ができる事を知っていましたか?大人になってできるにきびは、根本的に体の内側から改善していく必要があります。ここでは、悩める大人にきびに効果的なピルのにきび治療についてお届けします。

にきびの原因はホルモンバランスの乱れに関係している

にきびでも思春期にきびは、主に皮脂過剰分泌が原因で引き起こっていますが、大人にきびになると、主に体内のホルモンバランスの乱れから、男性ホルモンが優位になり引き起こると言われています。日頃の不規則な生活やストレスなどが原因となってホルモンバランスが崩れやすく、また、女性の生理周期によってもホルモンバランスは変動します。なので、大人になってから現れる大人にきびでは、ホルモンバランスの乱れを改善していく事が大切になります。根本的に原因を改善する事が、にきび治療をしっかり治していくポイントです。

ストレスで男性ホルモンが増加する

大体、大人にきびのおよそ8〜9割はストレスが原因で、体内で男性ホルモンが過剰分泌される事が要因とされています。例えば、ストレスの原因には、社会人の重圧、人間関係、不規則な生活などが挙げられます。このようなストレスが日々重なる事で、身体と言うのは副腎皮質から抗ストレスホルモンを分泌します。抗ストレスホルモンには、男性ホルモン分泌の増加作用があり、男性ホルモンは皮脂分泌作用があります。
なので、抗ストレスホルモンが分泌される事で、正常なターンオーバーができず角質が厚くなったり、皮脂が毛穴に詰まりやすくなったり、にきびができやすい肌環境を作ってしまいます。特に、顎やフェイスラインの部分には、男性ホルモンの影響が出やすくなっており、にきびができやすい場所になります。また、男性ホルモンはと言うのは、男性の精巣や女性の卵巣からも分泌されます。女性の卵巣から分泌される男性ホルモンは、生成量は男性の10分の1程度です。しかし、男性同様に皮脂分泌増加により角質を厚くします。

生理前のにきびもホルモンが原因

女性と言うのは、生理前ににきびができたり肌荒れしたりする事があります。黄体ホルモンが、肌を乾燥させたり、皮脂分泌増加作用があったりする為です。生理が始まる大体2週間前頃には、黄体ホルモンが影響して肌水分量が低下するので肌乾燥が進行します。乾燥肌になると、角質が厚くなり、黄体ホルモンによって分泌量が増えた皮脂が毛穴につまりやすくなります。この肌状態は、卵胞ホルモン分泌が増える時期が来ると自然に収まっていきます。卵胞ホルモンは皮脂分泌抑制効果があり、肌をキメ細かに保つ働をします。なので、男性ホルモンや黄体ホルモンが優位になってしまう事で引き起こる大人にきびでは、ホルモン治療によって根本的に肌改善していく事が必要になります。

にきびに効果的な低容量ピルについて

低容量ピルとは

ピルとは、黄体ホルモンと卵胞ホルモンの2種類の女性ホルモンが主成分になっている錠剤です。1日1回1錠を服用して、継続的に体内ホルモンバランスを整え、色々な効果を発揮してくれます。ピルに含まれる卵巣ホルモンを脳下垂体がキャッチする事によって、卵胞刺激ホルモンと黄体化ホルモンの分泌を抑制します。ピルの服用は妊娠状態に近い体になるので排卵しなくなり、避妊効果を発揮します。その他にも、着床抑制や子宮内への精子流入防止などの避妊効果もあります。排卵抑制は子宮への負担軽減に繫がり、また、月経困難症や子宮内膜症も軽減させる事が可能です。ピルに含まれる卵胞ホルモン量で、低用量・中用量・大用量の3タイプに分類されるのですが、主流は副作用の少ない低用量ピルとなっています。

低容量ピルを服用するメリット

生理前は女性ホルモンである黄体ホルモンが上昇します。黄体ホルモンと言うのは、皮脂分泌を活性化させる作用があるので、肌トラブルが引き起こしやすい肌環境になります。しかし、ピルを服用する事で黄体ホルモンを抑制するので、にきび、肌荒れ、乾燥肌などの肌トラブル予防・改善が期待できます。また、ストレスや疲れなどが原因で男性ホルモンが増加すると、女性ホルモンの代謝を妨げる原因にもなり、それが原因で肌荒れを引き起こす事もあります。ストレスなどが原因となる肌荒れでは、ピルに含まれる卵胞ホルモンと黄体ホルモンを補い、元気で健康的な肌を取り戻す事ができます。ピル服用で女性ホルモンバランスが整い、他にも女性特有の色々な症状を緩和させる効果があります。

低用量ピルのニキビ治療効果

女性ホルモンの卵胞ホルモンと黄体ホルモンを少量含むピルは、にきびの原因である黄体ホルモン、副腎皮質・卵巣由来の男性ホルモン、これらを抑制する作用があります。なので、体内ホルモンバランスが改善されるので、にきびのできにくい肌環境へと導いていく事ができます。特に、卵胞ホルモンは皮脂分泌抑制に効果的で、肌の弾力・ハリに必要なコラーゲン生成の働きもあり、美肌ホルモンとも言われており肌を美しくしてくれます。
ピル治療効果が現れるまでの期間
低用量ピルは、体内ホルモンバランスを改善していく事で、肌をにきびのできにくい環境にし、体の内側から体質改善していきます。なので、ピル服用でのにきび改善効果が肌に現れ始めるまでには、大体数ヶ月の期間は要します。にきびの症状が軽い方であれば、服用してから約1ヶ月、重度にきびや慢性にきびの方であれば約3ヶ月が目安です。

低容量ピルの副作用

ピルのにきび治療効果や副作用に関しては、それぞれの個人の体質やピル成分の相性で個人差が出てきます。基本的に低用量ピルは、大・中用量ピルに比べホルモン量は低く抑えられているので、副作用も大きく軽減されています。しかし、ピルの飲み始めには、一般的な副作用として軽い吐き気、倦怠感、頭痛、乳房の張り、軽度の不正出血などが挙げられます。

必ず専門家に処方してもらう事が大切

低用量ピルは、基本的に皮膚科や産婦人科など医療機関で処方されるものです。個人で入手する方法もありますが偽物薬の場合もあり、健康被害の危険性が高く安全性がありません。また、自己診断でのピル服用は危険なので、しっかり医師から診察を受けた上で、ピルの適切な用法や用量を守りながら服用する事が大切です。ピルを処方してもらう為には、まずは専門家で受診し、しっかりとピルの知識がある医師、また、にきびの悩みと真剣に向き合ってくれる医師を選びましょう。

にきび改善で大事な事

体のホルモンバランスの乱れは、男性ホルモンを優位にさせてしまう事が多々あります。これが大人の女性が抱える大人にきびの主な原因となっています。すると、皮脂分泌量が通常量の2倍以上になってしまい、毛穴詰まりの原因になります。男性に比べて元の肌自体がキメの細かい女性の肌にとって、男性と同量の皮脂分泌が起こってしまうと処理しきれず、余った皮脂は毛穴詰まりに繫がります。大人にきびを治していく為には、体のホルモンバランスを元の健康な状態に戻す事が改善には大事な要素です。内因性なのでいくら日頃スキンケアでアクネケアしたとしても、外的ケアだけでは効果はないのです。そこで有効なのがピルの服用です。ピルを上手に服用してにきび治療をしていく事で、毎日の生活をより快適なものにしていく事ができます。